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Python V! |
地震ゆれゆれの中みなさまいかがおすごしでしょうか。
日本は大変な状況ですが、先週後半から昨日までPyCon USが開催されていましたね。
行きたかったです。(´・ω・`)
さて、pythonv という話がちらほらとDistutil SIG に流れています。
最近のPython開発環境では、ほぼ必須と思われる、virtualenv 相当の機能を本体にとりこむようです。
ひとまずの実装がbitbucketにあがっていたので、動かしてみました。
※ この確認時のリビジョンは、 e56f05883ceb でした。
まずは、ソースをとってきます。
本当にPythonのソースリポジトリをクローンしたものに、変更を入れてあるので、すごく時間がかかります。
$ hg clone https://bitbucket.org/carljm/cpythonv
$ cd cpythonv
$ hg up pythonv2
$ ./configure --prefix=/opt/python3.3a0-pythonv2
$ make
$ sudo make install
まだ、コマンドなどが用意されていないので、環境作成は自分でやらないといけません。
$ mkdir v2env
$ cd v2env
$ mkdir bin
$ cp /opt/python3.3a0-pythonv2/bin/python bin/
$ mkdir -p lib/python3.3/site-packages
$ touch pythonv.conf
これで、pythonv環境ができあがります。
site-packagesを確認してみます。
$ bin/python3
>>> import site
>>> site.getsitepackages()
['/Users/aodag/v2env/lib/python3.3/site-packages', '/Users/aodag/v2env/lib/site-python']
distributeをインストールします。
$ tar xvf distribute-0.6.15.tar.gz
$ cd distribute-0.6.15
$ ../bin/python3 setup.py install
$ ls ../bin
easy_install easy_install-3.3 python3
ちゃんと、pythonv環境のほうにインストールされてますね。
これが3.3にとりこまれるかどうかはまだ決まってません。
そのうちPEPが提出されることでしょう。
参考