前回はPasteScriptの代わりにPaverでWSGIアプリを起動してみた。
ところで、pyramidはpyramid2でPython3対応を目標に掲げているのだが、そこでの検討事項の1つがPaste。
多分Pasteで使われているコードってauthtktくらいなんだよね。
ちなみにもう1つの検討事項がzope.component。
Pasteは、Python3対応するかどうかすら怪しい気配なので、代わりの物を考えないといけないわけだ。
有力っぽいのが、 pyramidのメイン開発者がこっそり?作っている wiseguy
設定ファイルがYAMLになっているところが、なぜ?と思わせるが、設定内容がcolanderでスキーマ定義するところを見ると、スキーマにさえ適合するようにできれば、設定ファイルのフォーマットは交換可能になるんじゃないかと期待。
あと、 marrow っていうPasteをリファクタリングしてPython3とかWeb3(こっちもどうなってんの...)に対応させるプロジェクトもあって、marrow.blueprintが、paster createを置き換えるものになりそう。
pasterコマンドがだいたい create と serve しか使ってないような感じなので、まあそこだけ置き換えればいいよねってことなのか。setup.pyとかpaverとかfabricとかbuildoutレシピとか、細かいタスクのツールが充実してきていることもあるし、Pasteコマンドを作るのはそれほど重要視されていないようだ。
via ScribeFire